古代ローマ時代から優秀な家畜犬〜イングリッシュ・シェパード・ドッグ〜

イギリス原産の犬です。20世紀初頭には、America's Leading Stock Dogといわれ、アメリカの
農夫にとって重要な作業犬として重きを置かれその穏やかな性格も愛されていました。家畜犬としての
能力を多く持った犬です。「ルーズ・アイ」といった感じの穏やかな目でもって体を使い家畜を動かす
ために吼える、といったスタイルです。

近親のボーダーコリーは、強い目線で姿勢をかがめ家畜を動かすので、対照的です。また牛、羊、豚、
アヒル、七面鳥などさまざまな家畜を扱うことができるのです。農場のことについての飲み込みが早く
仕事に順応することができるのです。忠誠心が強く家族を守る意識が強い犬でもあります。伝えられる
伝説によると、イングリッシュ・シェパードはもともとローマの羊や牛を扱う家畜犬で、シーザーが
イギリス諸島に紀元前55年に侵攻した際に軍隊を養うために連れてきた家畜の世話をするために連
れてこられた犬と言われています。

家畜が使い果たされたとき、残った犬たちはそのままイングランドに残され地元の人に使われ、その
能力を強化させるため似たタイプの家畜の世話をすることに長けた犬たちと交配させていきました。
その結果生まれたのがイングリッシュ・シェパードです。のちにアメリカへの大陸移住者たちによって
大陸に東から西へと広まってきました。中型犬でがっしりしていてかつ調和のとれた体型です。

走るスピードやその操縦・家畜の世話をうまくこなせる体型となっており、家畜犬としての能力と、
体の構造や肉体的な強さなど両方の面から総合的に評価されている犬です。そして見た目もかわいい
命令された際その指示をとらえすばやく行動を取ります。スマートに動く犬で走る方角もすばやく変
えることができます。家畜の進む方向をばらばらにすることなく巧みに前に進めることができます。

家畜の群れを前から見たり、また一緒に後ろからついていったりして扱い、決して群れの中を渡ったり
交差したりなどはしません。褐色と白、黒と白、黒と褐色、黒、褐色、白の3色トリコロールなどの
色合いです。覆う毛は、まっすぐの毛、ウェーブ、カールなどあり混在されている場合もあります。

今なお農場で作業犬として活躍し、活動的なかわいい家庭犬として愛されています。
体高48〜58センチ、20〜28キロです。


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